今回は、母の例ですが認知症の症状が少しずつ変わってきた様子をお伝えしたいと思います。読まれている方が不安に感じてしまうかもしれませんが、あくまでも母の例になりますのでご了承いただければと思います。
認知症の症状が変化していった頃は、
前回ブログでお話しした後からになります。
母ができることは何か?
母ができなくなっていく自分を感じさせたくない
いま、できることに目を向けてあげたい
家族以外の人との関わりをもつことはなんなのか?
母の好きな料理?
一緒にやればできる
そこで、訪問介護のヘルパーさん料理を作ることを週1(1時間)
ヘルパーの方との相性も良かったようで、
一緒にメニューを考えて作ることは母は良かったようです。
次は『何を作ろうかな?』
『ヘルパーさんってこんな人で・・・。』
喜び・興味・関心といった相手の話に反応するといった非言語コミュニケーション
の現れとともに達成感や安心する時間だったのかな?
現実的に困っている課題もあって『お風呂問題』があった。
通所介護週1(9時〜16時半)介護状態は、介護1
通所介護に通い始めたが、
職員の方に手を掴まれ対応が怖さを感じたことから
行かなくなる
その時から着替えもできなくなっていたためトイレ後に確認する必要があった
薬は飲まない
食事も自分が食べたくないものは食べない
好きな菓子パンやお寿司など好きな物は食べる
また、いま食べたい時に食べれないと怒る
徐々に、感情のコントロールができないようになっていった
薬を飲まないのでどうにか飲んでほしくて食べ物や飲み物に入れて飲む
時には、食事を出すと薬が入っていると警戒心もあった
物がない
物を動かしたことを忘れて誰がやったのか?怒る
家の中を歩きまわる
妄想や幻覚など見えないものが見えるなど
どこで怒りのスイッチが
入るのかわからない日々

それでも家族としては、
母が家で過ごしてほしいという想いはあったが
現実と想いとの狭間を繰り返していたし、家族の間でも意見が割れる
でもいつかは家で過ごすことはできなくなることも受け入れなくてはならない
私は、今後のことも考えて入所する施設を探し始めようと想っていた。
それでも父は、母が家で過ごせることを想っていたと思う。
読んでいただきありがとうございました。
最初に、
認知症の検査をしたクリニックの医師から『大変になるかも・・・?』
と言われていました。
でも、その時はわからない
大事なことは、
『ご本人の変化に気が付くこと』だと思います。
何気ないことが後からあの時と思うのです。
本人の様子の観察と記録に残すこと
相談できる人や場所に行くこと
また、行った後は家族やケアマネージャーなど携わる方へ状況を共有し
本人への理解を深め
サポート体制ができる環境を用意しておくことは大事だと思います。
まずは、できることからはじめましょう。
次回は『新たな出会い』
母にとってもわたしにとっても穏やかな時間
あるデイサービスとの出会いが・・・・・・・の話しになります。
では、また読んでくださいね!!