『それぞれの想い』

ブログ

 わたしが、

 介護施設で働いていた時のエピソードを少しお話ししようと思います。

 はじめに、

 読んでいただいてる方にお聞きします???

 介護施設は、

 住む場所が生活の場・リハビリの場などどこの介護が必要かによって違います。

 少し知識のお時間入れてからエピソードのお話をします!!!


介護保険施設は、どのような介護が必要かによって4つのタイプに分かれます。

1、生活介護が中心の施設 

(原則要介護3〜5)

 介護老人福祉施設(特養養護老人ホーム)

  常に介護が必要で自宅での介護が困難な方のための施設です。

  食事・入浴・排せつなど日常生活の介護が中心の施設

2、

地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護 

(原則要介護3〜5)

  入所定員29名以下の小規模な介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)

  に入所し、日常生活上の支援や介護が受けられます。

3、介護やリハビリが中心の施設 

(要介護1〜5)   

介護老人保健施設

 病状の安定している方が、リハビリテーションに重点をおいた介護

 を受けながら、家庭への復帰を目指すための施設です。

4、医療の必要な方への長期療養・生活施設 

(要介護1〜5)

  介護医療院

 生活の場合としての機能もそなえた施設で、

 長期の療養を必要とする人に、

 医療と日常生活上の介護を一体的に行います。

   

4つのタイプがあることわかりましたか?


『それぞれの生きた証 人生の物語』

入所されている方との会話でご主人や奥様との出会い

お子さんやお孫さん家族のこと兄弟姉妹など大切なひととの

お話しを聞かせていただいているときにわかったことがあります。

それは、自分のことやご家族とのことなど話している

表情やしぐさ・笑顔・時には悲しみなどの感情をみせてくれてくれます。

その方がどのような人生を過ごしてきたのか?

感じる想像することで痛みや悲しみ感動などを奥深く知ることが

できる時間を作ることができます。

介護施設の業務は、

日々分刻みのスケジュールがあり業務を終わらせるために

動き回っている状況です。

言い訳に聞こえてしまうかもしれませんが、

『時間がない』

『職員が少ない』

『忙しい』

数十年前からいま現在も変っていないです。

ですが、

介護職員は、日々いまできることに戸惑いながらも利用者の方やその御家族と

関わりを持ち続けております。


⭐️80代の女性の利用者の方とのエピソード⭐️

一日ほとんど話さない方だと思っていましたが?

話すと返事は短いですが、

返答はしてくれます。

話していく内に、

思いきって家族の話を聞いてみたら?

『お母さんが優しくて大好きだったこと』

『海外旅行にお母さんとお姉さんとよく遊びに行ってたこと』

など話してくれたんです。

その時に、言ったことばは?

『あいたいな・・・、さびしいな』

私の手を握りながら・・・・・。

そう、話をしてくれましたが?

わたしは、思い出してさびしくなってしまったのかも?

大好きなお母さんを思い出して甘えたくなったのかな?

想像していました。

その方のお部屋には、

ご家族との素敵な笑顔の写真や英語・旅行の本

アルバム・お人形など飾られていました。

ご本人が大切にされていた物

どんな方が住んでいるかというと!!!

『大切な存在の方』

『御家族に愛されている方』なのです❤️


読んでいただきありがとうございました。

わたしも大切な家族がいます。

読んでいただいてる方にもいらしゃると思います。

会話をしてみることはじめてみませんか???

では、また読んでいただけると嬉しいです❤️