国際福祉機器展2025

介護知識・体験談
  • 国際福祉機器展2025開催概要

開催場所:東京ビックサイト

開催日程:10月8日〜10月10日

規模:アジア最大規模の展示会

出店者数:11カ国1地域から414社・団体

来場者数:約10万人予想

出展内容は、

最新の介護ロボットから自助具、介護用品など

多岐にわたり、規模の大きさと多様な展示が特徴

  • 注目の福祉機器紹介

電動ベット:フランスベットのマルチポジションベット/MPB-SU B3OSW MPO1

2021年日本生体医工学会 新技術開発賞 グットデザイン賞🏆3賞受賞

私も体験させていただきましたが、何がすごいか?

それは、『寝姿勢』『リクライニング』『座位』『立ち上がり』

4つのポジションをサポートしてくれる介護ベット

『座位』シーティングポジション

 足裏を床につけ、端座位をとることが困難だった方も安定した座位姿勢が取れる

『立ち上がり』スタンディングポジション

 リストアップ機能で、立ち上がり・移乗をサポートしてくれるので

ご本人だけでなく介護者の負担の軽減します。

電動ベットは、利用者の快適な寝姿勢を自在に調整できる多機能性が最大の魅力

特に、このベットは、頭部・脚部の角度を細かく設定できるので身体の負担を軽減し、

寝たきりの方の褥瘡(じょくそう)予防や呼吸のしやすさ向上に効果的です。

座位姿勢時背上げと連動して両サイドの床板が身体を包み込みことから

高品質な素材と設計による安全性と耐久性も備わっている。

センサー見守り機器:ZOJIRUSHIのi-PoT 20年以上愛される『親の安否確認できる電気ポット

みまもりほっとラインのしくみを簡単にお伝えすると、

離れて暮らす親御さんがポットを、

使用された操作情報は、携帯電話と同じ仕組みで遠方にいる方に送られ

本サービスに情報が蓄積されて、

ご家族が指定した時間のポットの使用歴がご家族にメールで届くしくみです。

ポット自体が通信機能を持っているのでインターネット・WI-Fiは不要

ついで、お出かけお知らせ機能搭載しているので『おでかけ』ボタンを押すだけで、

ご家族に『外出/帰宅』をお知らせされる。

(ご家族が指定された定時通知の中でお知らせ)

契約者サイト(ホームページサービス)は、

生活リズムが一目でわかるから健康状態も把握でき水分不足だった場合には病気

の疑いにも着目でき、

使用状況を直近1週間分グラフ表示され過去1年間の使用状況も閲覧できる。

20年も永く愛され続けているのは、

この品質へのこだわりがユーザーの信頼と長期愛用につながっていると感じました。

ブースでは、モニター映像や資料の配布また簡単なプレゼンテーションがあることで

効果的な宣伝によって顧客の関心やニーズに合致しているかを常に検証・改善されて

いると思いました。

スマホ連携アプリ いろどり:株式会社永和システムマネジメントさぎのこと

離れて暮らす家族に電話をしても出てくれないそんな心配を解決してくれる

『いろどり+』アプリ着信があるとライトが光ってお知らせしてくれる

ベーシックプランは、毎月無料

最近、耳が遠くなって言葉が聞きづらいと感じている方

電話に出られなくてもアプリの画面で誰からかかってきたのか確認できる

また、有料で使用状況をご家族や身近な方がサポートとして登録することができるので

遠方のご家族もまたはご本人もつながる安心を得られると思いました。

ほかにも生成AIによる会話と感情推定でコミュニケーションをサポートするロボット『CoRoMoCo』

TPR株式会社

機能は、呼びかけるとおしゃべりができてまた頭の上のアンテナで利用者の感情

をLEDの光でわかる。見た目もなんとも言えない可愛さがあるのでアニマルセラピー

の精神的な安定化を促すセラピー効果をもたらすことが期待されるロボット

オナラやしゃっくりもする『永遠の2歳児NICOBO(ニコボ)』

パナソニックのブースで展示されていたロボット

福祉・介護分野での利用を想定したロボット

対話機能や表情が可愛らしく介護現場や高齢者の生活を癒してくれるロボット


まとめ

国際福祉機器展2025では、

最新技術と多様な製品が一堂に集まり、福祉の現場や介護を支える新たな可能性を

感じる場でした。

展示会の魅力や印象に残ったのは、使いやすさと快適性を追求されていて、

利用者の生活の質を向上させると実感しました。

福祉機器は“特別なものではなく、生活をやさしく支えるパートナー”

福祉や介護の分野に関心がある方や家族の支援を考える方もぜひ次回の国際福祉機器展

に足を運び、目で未来の福祉を体感してみてください。

今日も、読んでいただきありがとうございました!!